「毎食ちゃんと手作りしなければ」は思い込み?最新調査に学ぶ、"作るところと頼るところを分ける"習慣と台所に立ち続ける毎日の関係
買ってきた惣菜をそのまま食卓に出すとき、どこかで少し後ろめたさを感じる。長く台所を預かってきた方ほど、そんな気持ちを持ちやすいのではないでしょうか。ある調査会社が2026年8月18日に発表したプレスリリースでは、全国の20〜69歳の既婚女性2,000人に「普段の食卓」を尋ねた調査結果の一部が紹介されています。そこから見えてくるのは、手作りか市販品かという二者択一ではない食卓が、すでに多くの家庭で当たり前になっているという姿でした。今回はその内容をもとに、これから先も無理なく台所に立ち続けるための考え方を、やさしくご紹介します。
知っておきたい3つのポイント
- 「手作りしている」意識は高いのに、「かなり手作り」は半数を下回ると報告されています。この調査では、普段の食事をどの程度手作りしていると感じるかを尋ねたところ、手作りしているという意識を持つ人は全体の8割を超えた一方、「かなり手作り」と自己評価した人は半数に届かなかったと説明されています。年代による差もあり、60代では「かなり手作り」の評価が5割半と高かったのに対し、20〜30代では3割台にとどまったとされています。
- 手作りと市販品が同じ食卓に並ぶことは、珍しくないと紹介されています。手作りのおかずと、惣菜や冷凍食品をそのまま出すおかずが一度に食卓に並ぶかを尋ねた設問では、「ときどきある」が4割弱。あるという回答を合計すると、既婚女性のおよそ6割半にのぼると報告されています。仕事を持つ主婦では、その割合がさらに高かったと説明されています。
- メニューごとの「使い分け」がはっきりしている点も興味深いところです。100を超えるメニューについて調理のしかたを尋ねた結果として、みそ汁は手作りが8割強と高い一方、餃子は手作りよりも冷凍食品の利用が上回り、およそ半数が冷凍食品を使っていると紹介されています。何もかもを一律に作るのではなく、料理によって力の入れどころを変えている様子がうかがえます。なお、レシピの情報源としては「母親・義母」が年々減り、2026年調査では2割を下回ったとも述べられています。
中高年の私たちが日常で意識したいこと
この調査結果が示しているのは、「手作りか、そうでないか」という線引きそのものが、実際の食卓ではもうあまり意味を持たなくなっているということかもしれません。40代、50代、60代と年齢を重ねるにつれ、立ち仕事の負担や、買い物から片づけまでの一連の作業が以前より重く感じられることもあります。そんなとき、「毎食きちんと作れないなら手抜き」という物差しだけを持ち続けていると、料理そのものが億劫になってしまうことも考えられます。日々の暮らしのなかでは、次のような一般的に知られている工夫が参考になるかもしれません。
- ご自身にとって「これは自分で作りたい」と思える一品を決め、それ以外は市販品に頼ってもよい、と最初に線を引いておく
- 汁物やあえ物など手数の少ないものを手作りにまわし、揚げ物や下ごしらえの多い料理は惣菜や冷凍食品を使う、といった配分を試してみる
- 冷凍野菜やカット野菜、パウチの豆類など、下ごしらえを省ける食材を常備しておき、品数を増やす負担を軽くする
- 市販品を使う日でも、汁物や生野菜、果物などを一品添えて、主菜・副菜・汁物のバランスを見る習慣は保つ
- 買ってきたものを器に移し替える、食卓のしつらえを整えるなど、「作る」以外の楽しみに目を向けてみる
- 食欲が続けて落ちている、体重が減ってきた、噛みにくい・飲み込みにくいと感じるといった変化がある場合は、食事の工夫だけで済ませず、早めに医療機関や管理栄養士など専門家に相談する
※上記は一般的に知られている生活上の工夫であり、特定の方法の効果や、症状の改善・特定疾患の予防や治療を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、早めに医師など専門家にご相談ください。
本記事は、株式会社日本能率協会総合研究所が2026年8月18日に発表したプレスリリース「食卓の新トレンドは『手作り×市販品』のハイブリッド 手作りと“惣菜・冷凍食品”を同時に並べる既婚女性が6割半 最新レポート『メニューからみた食卓調査2026』を発表」の内容を要約・紹介したものです。数値や詳しい内容は出典元をご確認ください。
出典:株式会社日本能率協会総合研究所 プレスリリース(アットプレス配信、2026年8月18日)
出典:株式会社日本能率協会総合研究所 プレスリリース(アットプレス配信、2026年8月18日)
本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・予防を目的としたものではありません。記載内容は出典元の見解の要約であり、当社(株式会社BISII)独自の見解や、当社が販売する製品の効果を示すものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。
当社では、日々のコンディショニングをサポートする空間電位ケア機器「DENBA Health」をご紹介しています。
DENBA Healthについて見る最終更新日:2026年8月20日