「冷凍すれば安心」は本当?内視鏡医の解説に学ぶ、梅雨から夏に多い食中毒対策の落とし穴
「冷蔵庫に入れているから大丈夫」「冷凍したから、もう死滅しているはず」——梅雨から夏にかけて、そうした自己流の食中毒対策に頼っている方は少なくないのではないでしょうか。2026年6月、消化器内科・内視鏡クリニックの院長による解説が「よかれと思って行っている対策に、実は見落としがある」という視点を示し、注目されました。今回は中高年の方にも分かりやすく、そのポイントをご紹介します。
解説が指摘する3つのポイント
- 生肉や生魚の加熱不足が、細菌性食中毒のリスクを高めると説明されている。気温と湿度が上がるこれからの季節は、サルモネラやカンピロバクターなどの細菌が増殖しやすく、肉の中心部までしっかり火を通すことが大切だと述べられています。
- 冷蔵庫への詰め込みすぎが、見落としやすい盲点だと指摘されている。食材をぎゅうぎゅうに詰めると冷気の循環が悪くなり庫内温度が上がりやすくなるため、収納は7割程度に抑え、調理の際は生肉・生魚を最後に扱うことが望ましいと説明されています。
- 家庭用冷凍庫(-18℃前後)では、寄生虫のアニサキスが完全に死滅する保証はないとされている。確実に死滅させるには、より低い温度で一定時間以上の冷凍、または十分な加熱が必要だと解説されています。
中高年の私たちが意識したいこと
この解説が伝えているのは、「冷蔵・冷凍さえしていれば安心」ということではなく、加熱や保存方法といった一つひとつの工程を見直すことが、食中毒を遠ざける助けになる、という視点です。中高年は脱水や体力の低下が体に影響しやすいともいわれており、日々の生活の中では、次のような一般的に知られている習慣が、お腹の健康を保つ助けになるとされています。
- 肉や魚を調理する際は、中心部までしっかり加熱し、生焼けは避ける
- 冷蔵庫の収納は7割程度を目安にし、冷気が循環しやすい状態を保つ
- 体調を崩した際は水分補給を優先し、無理に食事を摂らない
※上記は一般的な健康習慣としてよく紹介される内容であり、特定の症状の改善や治療を保証するものではありません。下痢や嘔吐などの症状が重い場合や不安なときは、無理をせず医療機関にご相談ください。
本記事は、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院(柏木宏幸院長)が2026年6月21日に発表したプレスリリース「【梅雨・夏の本番直前】『よかれと思って』が命取り?内視鏡医が明かす、絶対にやってはいけない"食中毒のNG対策"」の内容を要約・紹介したものです。詳しい内容は出典元をご確認ください。
出典:池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院 プレスリリース(アットプレス配信、2026年6月21日)
出典:池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院 プレスリリース(アットプレス配信、2026年6月21日)
本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・予防を目的としたものではありません。記載内容は出典元の見解の要約であり、当社(株式会社BISII)独自の見解や、当社が販売する製品の効果を示すものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。
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DENBA Healthについて見る最終更新日:2026年6月29日