「伸びをするくらいでは、体は変わらない」は思い込み?最新情報に学ぶ、"20秒だけ上に伸ばす"習慣と同じ姿勢を続けすぎない毎日の関係
体を動かしたほうがいいのはわかっている。けれど、そのための時間をわざわざつくるとなると、なかなか腰が上がらない——多くの方が感じていることではないでしょうか。生活用品を手がけるある企業が2026年9月2日に発表したプレスリリースでは、「のび」と「休み」を掛け合わせた『のび休み』という休憩の習慣が提案されています。内容はいたってシンプルで、座ったまま両手を上げて、約20秒間ゆっくり伸びるというもの。あわせて、長時間同じ姿勢で作業を続けることが厚生労働省の「腰痛予防対策指針」でも腰痛の発生要因のひとつに挙げられていると紹介されています。この内容をもとに、「短くても区切る」という体の休ませ方について、やさしく考えてみます。
知っておきたい3つのポイント
- 「同じ姿勢を続けること」そのものに目が向けられています。このプレスリリースでは、長時間同じ姿勢で作業することが、厚生労働省の「腰痛予防対策指針」において腰痛の発生要因のひとつとして挙げられていると紹介されています。そのうえで、仕事に集中するあまり一日中座りっぱなしの状態が続くと、姿勢の崩れや、首・肩・背中まわりのこわばりにつながることが懸念される、と説明されています。ここで語られているのは「運動が足りない」ことではなく、「同じ形のまま時間が過ぎていく」ことへの注意です。散歩や体操ができない日でも、姿勢を変える回数なら増やせるかもしれない——そんな読み替えができそうです。
- 提案されているのは、コーヒー休憩のような手軽さです。『のび休み』として紹介されているのは、座ったまま両手を上げ、約20秒間ゆっくり伸びるという動作で、3セット行うとよいとされています。着替えも道具も場所の確保も要らず、飲みものを一杯いれるのと同じくらいの気軽さで区切りをつけられる、という位置づけです。健康のための習慣が続かないとき、私たちはつい「もっとしっかりやらないと意味がない」と考えがちです。けれど、ハードルを下げたぶんだけ実行できる回数は増える——という考え方は、運動以外の習慣にも当てはまりそうです。なお、これは提案されている習慣の紹介であり、特定の症状が改善することを示すものではありません。
- 専門家のコメントとして「続けること」の難しさが語られています。このプレスリリースでは、ストレッチ研究に携わる専門家のコメントとして、ストレッチでもっとも重要でありながら難しいのは継続することだという趣旨の指摘が紹介されています。また、解剖学の専門家からは、体重のかけ方を年齢や体力に応じて調整しながら行える点についてのコメントが寄せられていると説明されています。どちらも、「強さ」より「無理のなさ」と「続けやすさ」に軸を置いた見方だといえます。中高年になるほど、思い切り伸ばすことより、痛みのない範囲でこまめに動かすことのほうが現実的かもしれません。
中高年の私たちが日常で意識したいこと
特別な道具や場所がなくても、「短く区切る」という考え方そのものは、今日から取り入れられます。大切なのは長く伸ばすことではなく、同じ姿勢のまま時間を過ごしすぎないことかもしれません。次のような、一般的に知られている工夫が参考になるかもしれません。
- 座ったまま両手を上げて、無理のない範囲で20秒ほど静かに伸びをしてみる
- テレビの区切りやお茶をいれるタイミングなど、すでにある習慣に合わせて行う
- 1時間に一度は立ち上がる、席を外すなど「姿勢を変える回数」を意識する
- 勢いをつけず、息を止めず、ゆっくり呼吸をしながら伸ばす
- 肩や腕が上がりにくい日は、無理に上げず胸を開くだけにとどめる
- 痛みやしびれを感じたらすぐにやめ、我慢して続けない
- 椅子で行うときは、脚が床にしっかりつく安定した椅子を選ぶ
- 回数や秒数にこだわらず、「気づいたときに一度」から始めてみる
- 腰や首に持病がある方、治療中の方は、始める前に医師など専門家に相談する
※上記は一般的に知られている生活上の工夫であり、特定の商品・サービス・方法の効果、症状の改善・特定疾患の予防や治療を保証するものではありません。体調の判断や運動の可否については、必ず医師など専門家にご相談ください。
本記事は、株式会社ドリームが2026年9月2日に発表したプレスリリース「仕事の合間にぶら下がる『のび休み』で テレワークの首・肩こりをリフレッシュする新習慣を提案」の内容を要約・紹介したものです。提案されている習慣の詳細、専門家のコメント、商品に関する情報など詳しい内容は出典元をご確認ください。
出典:株式会社ドリーム プレスリリース(アットプレス配信、2026年9月2日)
出典:株式会社ドリーム プレスリリース(アットプレス配信、2026年9月2日)
本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・予防を目的としたものではありません。記載内容は出典元の見解の要約であり、当社(株式会社BISII)独自の見解や、当社が販売する製品の効果を示すものではありません。また、特定の商品・サービス・器具・団体を推奨するものではありません。体を動かす習慣の効果には個人差があり、すべての方に同じことが当てはまるとは限りません。痛みやしびれなど気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。
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DENBA Healthについて見る最終更新日:2026年9月5日