「楽しみは、元気になってからとっておくもの」は思い込み?最新情報に学ぶ、"自分で調べて選ぶ"習慣とやりたいことを先送りしない毎日の関係
行きたい場所、会いたい人、食べてみたいもの。いつかそのうちに、と胸の内にしまったまま何年も経っている——そんな心当たりがある方は、少なくないのではないでしょうか。リーダーへのインタビューを続けているあるメディアが2026年8月30日に発表したプレスリリースでは、高齢者専門の精神科医として35年以上、老年医療の現場に向き合ってきた医師へのインタビューが公開されたことが紹介されています。そこで語られているのは、「いつまでも今の自分でいられるわけではない」という現場での実感から生まれた、老後のためだけに今を我慢しないという考え方。そして、医療や暮らしについて自ら情報を持ち、自分で判断することの大切さです。この内容をもとに、「先送りしない」という向き合い方について、やさしく考えてみます。
知っておきたい3つのポイント
- 「いつまでも今の自分でいられるわけではない」という実感が語られています。このプレスリリースでは、高齢者専門の病院で長く多くの患者と向き合ってきた経験から、かつて社会的な地位を築いた人であっても、年齢を重ねればさまざまな変化が訪れることを見続けてきた、と紹介されています。そこから、「いつまでも美味しいものを食べられるわけではない」「いつまでも元気に旅行できるわけではない」という実感が生まれたと説明されています。これは不安をあおる話ではなく、元気に動ける今という時間そのものに価値があるという読み方ができそうです。老後の備えは大切ですが、その備えのために今の楽しみをすべて後回しにする必要があるかどうかは、一度立ち止まって考えてみてもよいのかもしれません。
- 「確実に長生きできる方法」はない、と説明されています。長年の医療経験から、健康に気をつけていても体調を崩す人がいる一方で、そうでなくても長生きする人がいる——という事実が実感として語られています。そのうえで、医療はリスクを下げることはできても、人生や寿命を保証するものではないと指摘されています。数値や情報そのものを否定しているのではなく、数値や情報に振り回されるだけで終わらせず、自分にとって何が必要かを考えて選ぶという姿勢が重要だという趣旨です。健康の話題が絶えず流れてくる時代だからこそ、すべてに反応して疲れてしまわないための、ひとつの考え方かもしれません。
- 「情報を自分で持つ」ことの重要性が語られています。このインタビューで強く述べられているのが、医療や介護について選択肢を知らないまま、施設の知名度や肩書きだけで判断してしまわないということです。誰かにすべてを委ねるのではなく、自ら情報を集め、自分に必要なものを考えるべきだと説明されています。「生き延びるとは、自分の人生を自分で選び続けることでもある」という言葉も紹介されています。専門的な判断を自分だけで下すという意味ではなく、納得して選べるだけの材料を、あらかじめ手元に持っておくという姿勢と読むことができそうです。
中高年の私たちが日常で意識したいこと
今を楽しむことと、将来に備えることは、どちらかを選ぶものではありません。ただ、「そのうち」と言い続けているうちに、選べる時間のほうが先に短くなっていく——その視点は持っておいてもよさそうです。次のような、一般的に知られている工夫が参考になるかもしれません。
- やりたいことを紙に書き出し、そのうち一つだけ「今月中に」と日付を入れてみる
- 遠出が難しければ、近所の行ったことのない道を一本歩いてみる、から始める
- 会いたい人には「いつか」ではなく、その場で連絡を入れてみる
- 食べたいものを我慢し続けていないか、量や頻度と合わせて一度ふり返ってみる
- かかりつけの医療機関や相談先を、元気なうちに確認しておく
- 介護保険や地域包括支援センターなど、住んでいる自治体の窓口を一度調べておく
- 気になることは遠慮せず医師に質問し、わからない言葉はその場で聞き返す
- 健康情報は一つの発信だけで判断せず、複数の情報にあたってみる
- 体調や生活の変化が気になるときは、自己判断で済ませず医師など専門家に相談する
※上記は一般的に知られている生活上の工夫であり、特定の商品・サービス・方法の効果、症状の改善・特定疾患の予防や治療を保証するものではありません。治療や検査の要否については、必ず医師など専門家にご相談ください。
本記事は、『私の哲学』(株式会社ILI)が2026年8月30日に発表したプレスリリース「『80歳の壁』著者・和田秀樹氏が語る、「長生きのために今を我慢しない」生き方とは」の内容を要約・紹介したものです。発言の全文や詳しい内容は出典元をご確認ください。
出典:『私の哲学』 プレスリリース(アットプレス配信、2026年8月30日)
出典:『私の哲学』 プレスリリース(アットプレス配信、2026年8月30日)
本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・予防を目的としたものではありません。記載内容は出典元の見解の要約であり、当社(株式会社BISII)独自の見解や、当社が販売する製品の効果を示すものではありません。また、特定の商品・サービス・書籍・人物を推奨するものではありません。検査や治療の判断は個々の状況によって異なります。気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。
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DENBA Healthについて見る最終更新日:2026年9月2日