「体の重だるさは気のせい」は本当?最新情報に学ぶ、梅雨どきに増える『気象病』と自律神経の関係
雨の日になんとなく頭が重い、体がだるい、理由もなく気分が沈む——そうした変化を「寝不足かな」「気のせいだろう」と見過ごしてしまう方は少なくないのではないでしょうか。2026年6月、心療内科・精神科のクリニックから、天候の変化によって心身に不調が生じる「気象病(きしょうびょう)」について、その仕組みと付き合い方を示す解説が発信されました。今回は中高年の方にも分かりやすく、そのポイントをご紹介します。
解説が指摘する3つのポイント
- 「気象病」は正式な病名ではなく、気圧・気温・湿度などの変化に体が対応しきれずに生じる不調の総称だと説明されている。病院で検査をしても異常が見つかりにくいため、「気のせい」「サボり」と誤解されやすいものの、明確な体の仕組みによって起こる現象だとされています。
- 気圧の変化を感知する「内耳」の働きが、自律神経のバランスの乱れにつながると指摘されている。内耳が気圧の急な変化を敏感に感じ取ると、その刺激が自律神経の調整に関わる脳の部位に伝わり、頭痛やめまい、倦怠感、気分の落ち込みなどが現れやすくなると説明されています。天気が崩れきる前、気圧が下がり始めるタイミングで症状が出やすいとも述べられています。
- 女性ホルモンの変動がある人や、肩こり・腰痛など慢性的な不調を抱える人、冷え性や低血圧の人などは、気象病の影響を受けやすい傾向があるとされている。まじめで繊細な性格の人や、日頃からストレスを感じやすい人も同様の傾向があると紹介されています。
中高年の私たちが意識したいこと
この解説が伝えているのは、体の重だるさや気分の落ち込みは気合や体質の問題ではなく、体の仕組みを知ったうえで上手に付き合っていくことが大切、という視点です。日々の生活の中では、次のような一般的に知られている習慣が、気象病と付き合う助けになるとされています。
- 耳のまわりを軽くつまんで軽く動かすなど、耳の血行を意識したセルフケアを取り入れる
- 気圧の変化がわかる情報を確認し、体調に不安がある日は無理のない予定を心がける
- 朝の光を浴びる、ぬるめの湯船に浸かるなど、自律神経を整える生活リズムを意識する
※上記は一般的な健康習慣としてよく紹介される内容であり、特定の症状の改善や治療を保証するものではありません。症状が長く続く、日常生活に支障が出るなど気になる場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。
本記事は、神谷町カリスメンタルクリニックが2026年6月13日に発表したプレスリリース「梅雨のしつこい重だるさ、実は"耳の奥"が原因かも...?『気象病』のメカニズムと上手な付き合い方」の内容を要約・紹介したものです。詳しい内容は出典元をご確認ください。
出典:神谷町カリスメンタルクリニック プレスリリース(アットプレス配信、2026年6月13日)
出典:神谷町カリスメンタルクリニック プレスリリース(アットプレス配信、2026年6月13日)
本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・予防を目的としたものではありません。記載内容は出典元の見解の要約であり、当社(株式会社BISII)独自の見解や、当社が販売する製品の効果を示すものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。
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DENBA Healthについて見る最終更新日:2026年7月2日